【卓球用語】ストップとは?ツッツキとの違い|低く短く返すコツ
- 公開日
- 2026.10.30

強く打つことだけが、卓球の駆け引きではありません。
相手が強打しにくい場所へ、あえて短く返す。そのために使う技術が「ストップ」です。
今回は、ストップの意味やツッツキとの違い、使うときのポイントを紹介します。
ストップとは?
ストップは、ボールを相手コートのネット際に短く返す台上技術です。短いサービスのレシーブや、台上での短いボールのやり取りに使います。
名前のようにボールを完全に止めるのではなく、勢いを調整し、台から出にくい長さにコントロールします。
短さの目安は、相手が打たずに見送った場合に、相手コートで2回以上バウンドすることです。
ツッツキとは何が違う?
ツッツキは、主にボールの下側を捉え、下回転をかけて返す技術です。長く返すことも、短く返すこともあります。
一方、ストップは、特に「短く返すこと」に重点を置いた呼び方です。
| 用語 | 注目するポイント |
|---|---|
| ツッツキ | 主に下回転をかけて返す打ち方 |
| ストップ | ネット際へ短く収める返球 |
短いツッツキとストップは、重なる部分もあります。「ツッツキは必ず長い」「ストップは必ず無回転」と分けるものではありません。

なぜ短く返すと効果がある?
台から出てくるボールに比べて、短いボールは台が邪魔になり、大きくスイングしにくくなります。
低く短く返せれば、相手の強いドライブなどを制限し、次のボールで自分が攻める機会をつくれます。
ただし、短ければ必ず安全というわけではありません。高く浮けば、フリックやチキータなどで攻撃されることがあります。
短さと低さを両立させることが大切です。
回転と勢いに合わせて調整する
ストップの打球点は、バウンド直後だけに限られません。頂点や、頂点を少し過ぎた位置でも、低く短く返すことができます。
大切なのは、打球点を一つに決めることよりも、相手のボールに合わせてコントロールすることです。
- 回転に合わせてラケット面を調整する
- ボールの勢いに合わせて力加減を変える
- 体を近づけ、無理なく触れられる位置で打つ
「弱く当てれば短くなる」とも限りません。下回転への対応が足りなければネットに落ち、上回転やナックルへの対応を誤れば浮いてしまいます。
まずは、同じ種類の短いボールを送ってもらい、低さと長さを確かめながら調整してみましょう。
相手の次の返球まで考えよう
ストップをした後も、その場で止まらず、次の返球に備えます。
相手が短く返すのか、長いツッツキを送るのか、台上から攻撃してくるのか。返球の傾向を見ながら、その後の展開を考えましょう。
ストップは、相手の攻撃を制限しながら、自分に有利な展開をつくるための技術です。短く返すことに加えて、次の一球まで意識すると、試合での使い方が広がります。