【卓球用語】ラケットにはどんな種類がある?|シェーク・日本式ペン・中国式ペンの違い
- 公開日
- 2026.10.27
- 更新日
- 2026.10.26
卓球のラケットは、形や持ち手、使われている素材によって特徴が異なります。
種類を知るときは、「握り方」と「板の構成」を分けて考えると分かりやすくなります。
今回は、代表的なラケットの種類を紹介します。
大きく分けると「シェーク」と「ペン」
卓球の握り方は、主にシェークハンドとペンホルダーの2種類です。
シェークハンドは握手をするように、ペンホルダーはペンを持つように握ります。
ペンホルダーには、日本式ペン・中国式ペン・反転用ペンなどがあります。
シェークハンド|両面を使って打つ
シェークハンドは、比較的長い持ち手があり、通常は両面にラバーを貼って使います。
フォアハンドとバックハンドで使う面を切り替え、攻撃から守備まで幅広いプレーに使われます。
同じシェークハンドでも、持ち手には種類があります。
| 表記 | 名前 | 持ち手の特徴 |
|---|---|---|
| FL | フレア | 根元側が広がっている |
| ST | ストレート | 太さの変化が少ない |
| AN | アナトミック | 中央付近に膨らみがある |
どの形が握りやすいかは、手の大きさや握り方によって異なります。
日本式ペン|指を掛ける出っ張りが特徴
日本式ペンは、持ち手の付け根にある出っ張りに、人さし指を掛けて握るタイプです。持ち手などにコルクを使った製品が多くあります。
片面だけにラバーを貼り、同じ面でフォアハンドとバックハンドを打つ使い方が一般的です。
ブレードには、縦長の角型や、丸みのある形などがあります。「日本式ペンはすべて四角い」というわけではありません。
中国式ペン|裏面も使いやすい形
中国式ペンは、シェークハンドに近いブレード形状で、持ち手を短くしたようなラケットです。
日本式ペンのような大きな出っ張りがなく、両面にラバーを貼って使うことも一般的です。
裏面でバックハンドを打つ「裏面打法」にも使われます。ただし、中国式ペンを使う選手が、全員裏面打法を使うわけではありません。
反転用ペン|ラバーを使い分ける
反転用ペンは、ラケットを回して表裏を入れ替えやすいように設計されたペンホルダーです。
例えば、片面に裏ソフト、もう片面に粒高を貼り、反転させながら球質を変える使い方があります。
中国式ペンの裏面打法は、反転させずに裏面で打つ技術です。「反転して使うこと」とは区別しましょう。
板の構成にも種類がある
握り方とは別に、ラバーを貼る土台の構成でも分けられます。
| 種類 | 構造 |
|---|---|
| 単板 | 1枚の木の板で作る |
| 木材合板 | 複数の薄い木の板を貼り合わせる |
| 特殊素材入り合板 | 木材の間にカーボンなどの繊維素材を組み合わせる |
木材合板には5枚合板や7枚合板などがあります。単板は、ヒノキを使った日本式ペンなどで見られます。
特殊素材入りでも、ラケット全体がカーボンでできているわけではありません。
また、「カーボン入りなら必ずよく弾む」「7枚合板なら5枚合板より必ず速い」とは限りません。木材の種類や厚さ、素材の配置なども関係します。
「インナー」「アウター」は素材を入れる位置
特殊素材入りラケットでは、素材の配置を表す言葉も使われます。
- インナー:ブレードの中心に近い位置に特殊素材を配置
- アウター:ブレードの表面に近い位置に特殊素材を配置
一般的には打球感や弾み方に違いが出ますが、配置だけで性能が決まるわけではありません。同じインナーでも、製品によって特徴は異なります。
形や名前だけで決めないことが大切
「シェークかペンか」は握り方、「木材か特殊素材入りか」は板の構成の違いです。
さらに、攻撃用・守備用、重さ、板の厚さなどでも特徴が変わります。
ラケットを選ぶときは、種類の名前だけでなく、実際の握りやすさや振りやすさ、ラバーとの組み合わせも確認しましょう。