ミドルとは?|相手の打ちにくい場所を狙う「ミドル攻め」を解説
- 公開日
- 2026.10.24
- 更新日
- 2026.10.22
「相手のミドルを狙おう」
練習や試合で耳にする言葉ですが、台の真ん中に打てばよいと思っていませんか?
ミドル攻めで大切なのは、台の位置だけでなく、相手の体の位置を見ることです。
ミドルはどこを指す?
ミドルは、相手のラケットを持つ側の肩から腰にかけての位置を指します。
右利きなら右側、左利きなら左側が目安です。
この付近にボールが来ると、フォアハンドとバックハンドのどちらで打つか、判断や動作の切り替えが難しくなります。

単に体の真ん中ではなく、フォアとバックの間で処理しにくい場所と考えると、イメージしやすいでしょう。
ミドルを狙う「ミドル攻め」
相手のミドルを狙って打ち、打ちにくさを引き出すことを「ミドル攻め」といいます。
左右へ大きく振らなくても、相手の体に近いコースを突くことで、次のような状況をつくる狙いがあります。
- フォアとバックのどちらで打つか迷わせる
- ラケットを振るスペースを狭くする
- 打つために体の位置をずらさせる
相手の返球が甘くなれば、次のボールを攻めるチャンスにもつながります。
強いボールを打つだけでなく、相手が打ちにくい場所へ送ることも攻撃です。
台の真ん中に打つとは限らない
相手が台の中央にいるときと、バック側に寄っているときでは、ミドルの位置も変わります。
例えば、相手がバック側へ移動していれば、その体の位置に合わせて狙うコースも変わります。
台のセンターラインは動きませんが、相手のミドルは動きます。
台の中央へ打ったからといって、必ずミドル攻めになるわけではありません。相手がどこに立ち、どのように構えているかを見ることが大切です。
ミドルと左右のコースを組み合わせる
ミドルだけを狙い続けると、相手も準備しやすくなります。
そこで、ミドルへ打った後にフォア側やバック側へ送るなど、コースを組み合わせます。反対に、左右へ動かした後、その移動先のミドルを狙う方法もあります。
ただし、ミドル攻めが必ず効くわけではありません。相手の得意な打ち方や構え、ボールの速さ・深さによっても効果は変わります。
返球の様子を見ながら、狙いを調整してみましょう。
自分のミドルに来たらどうする?
ミドルのボールを、必ずフォアで打つ、必ずバックで打つと決める必要はありません。
ボールのコースや速さ、自分の位置に応じて判断し、足を使って打ちやすい間隔をつくることが大切です。
練習では、ゆっくりしたボールから始めてみましょう。
「どの位置ならフォアで打ちやすいか」 「どこからバックに切り替えるか」
自分の切り替えやすい位置を確かめ、少しずつコースに変化をつけると、試合での対応につながります。
観戦では、体に対するコースにも注目
大きく左右へ振っていないのに、相手の返球が弱くなる。そんな場面では、ミドルをうまく突いているかもしれません。
ボールが台のどこに入ったかだけでなく、相手の体に対してどこへ向かったかを見ると、ミドル攻めやコース取りの面白さが見えてきます。